大阪経営研究会 梨本さんの13の徳目朝礼での変化

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「13の徳目朝礼」を導入して
株式会社 梨本商店 
取締役専務 梨本洪珪

弊社は奈良県で再生資源リサイクル業を営んでいる会社です。
13の徳目朝礼は、約2年前より始めました。
社員さんは、ほぼ現場作業員で、読み書きも人前で話すことも苦手な方ばかりでした。
そして、導入当初の社内は、社員さん同士の人間関係に問題が多く、雰囲気もよくありませんでした。
そんな状態ですので、朝礼を導入した当初は、ほとんどの社員さんがうつむき、空気が重かったのを覚えています。

まずは理念の唱和から始めたのですが、ボソボソと声も小さく、やらされ感が一杯のスタートでした。
そこから少しずつ改善して、「13の徳目」を社員さんに配るだけの日々が2~3ヶ月続き、
一人一人の社員さんに『私が読むから、交換日記の感覚で記入して、提出してほしい』とお願いしました。
何も書かずに提出する人、毎日同じことを書いてくる人、
会社や他の社員さんの愚痴を書いてくる人、そして専務の私に対して不満を書いてくる人・・・
社員さんの徳目を毎日読ませていただくにつれ、
「社員さんは口にしないだけで、言いたいことが一杯あったんだな。
そのことに気づけなかった自分は経営者として未熟であったな」と、
コミュニケーションの大切さに気づく日々が続きました。

その間の朝礼は、私が毎日記入した『今週の質問』『徳目』『今日の気づき』『ありがとう』を、
一人で全部読み、私の念いを社員さんに聴いてもらっていました。
そうしているうちに、一人また一人と、この「徳目朝礼」を肯定的にとらえてくれる社員さんが増え、
私だけでなくその社員さんも、徳目を読んでくれるようになりました。
社員さんとの面談や座談会を行い、社員さんの声を真剣に共感を持って聴くことを、毎日心がけました。
そして約一年がたった頃には、全社員が一項目を順番に発表するようにまでなり、
悪かった社風も改善されていました。
今では、朝礼リーダーを新入社員さんがしてくれ、
発表した人に対する温かい拍手、応援コメントまで出るようになっています。

 

s-DSCN1099-2.jpg2年前の状態を知る社員さんから、
「専務!みんなが互いを思いやるようになって、会社の雰囲気が変わりましたね!
自然と仕事の話も出て、みんな驚くほど成長しましたね!」
と声を聴いたときは、涙が出るほど嬉しく、本当に「13の徳目朝礼」を導入して良かったと思いました。

 

s-DSCN1100.jpgこれからも大阪経営研究会での学びを活かし、今の朝礼を少しずつ改善して、
社員さんの協働の自発性をさらに高めていきたいと考えています。

コメント(1)

本部事務局の安井です。

導入まで大変なご苦労をされましたね。
一人でもやり続けた姿に社員さん達も動かされたのだと思います。

導入に悩まれている会社さんに勇気と希望を与えてくださいました。ありがとうございます。