琉球経営研究会 比嘉さんから13の徳目昼礼の報告です

「13の徳目」を活用しての昼礼

社会福祉法人 勢理客福祉会 勢理客保育園
園長 比嘉 富子


トントンとパーランクー(エイサー太鼓)の音で各クラスから1人2人と集まって昼礼が始まります。
私達の仕事は、家庭の宝物、いや国の宝物である子ども達を育てる仕事であります。

子ども達は日々成長、発達している中で、人として生まれ人間へと育てる責任がある、
最も重要な仕事が私達のおこなっている保育です。

人間としての質を高めるための13の徳目昼礼は、
保育者としての考える力、人間力、仕事力、保育力を高めるよい教材として、
今では手放すことのできないものになっています。

保育士が13の徳目を身につけて、子ども達と接するときに、
良い習慣の13の徳目を意識して保育を行っていることによって、
子供に伝わり、親に伝わり、家庭で行うことによって、地域へと広がり、
社会により良い影響を与えればと考えています。

保育士は常に子どもたちに愛の種をまき、無償の愛を与え、やる気の種をまき、
やさしさの種をまくことで、感謝する心を育てると同時に、
13の徳目をみにつけた子どもに育てばと願うものです。

朝は職員の出勤時間もバラバラで、子ども達の登園時間とも重なり、
参加者が少ないということでなかなか浸透しないので、
昼礼に変更しようということになり、
実践してきましたところ、参加者がだんだんと増えてきて毎日実施するようになりました。


【昼礼をやっての保育士の声を取り上げてみました。】
・「13の徳目」の中にある項目については意識していたつもりが、
昼礼に参加してみてあまり意識してなかったことに気づいた。

・明日は何を言おうと考える毎日が続くと、今まで見えてなかったことに気づくこともあった。
また、感謝したい事柄が具体的に見えてきたり、とても小さいことにも"これもありがとうだな・・・"
と感じることもできた。

・あわただしく過ぎる毎日の中で何かひとつ意識して過ごすということは、
なかなか難しいことで、もっと心に余裕がなくっちゃと反省する日もありました。

・昼礼がほんとに生きてくることは、職員一人ひとりが目標を一つにするという意識が大切だと思う。


【昼礼に参加して気づいたこと】
・意見を求められた時、自分の考えをみんなに伝える力がついてきました。

・コミュニケーションを取ることで、協力し、信頼が強まり保育の質が向上しつつあると感じられる。

・今まで気づかなかった小さなことにも少しづつ気づき発見ができるようになってきました。

・職場内での共通理解が得られる。

・自分のクラスだけでなく、他のクラスとの関係が深まり、
一人ひとりの子ども達のこともよく知ることができて、意志統一の場となっています。


【13の徳目昼礼を通して】
・日々職場で行う昼礼の中で13の徳目をすすめていく中で、
自分自身が日頃、保育や職員関係の中で"ありがとう"のことばや気持ちを改めて持つことができたと思います。
また、職場の教養も読んでいくことで、他の意見や考え方などに気づき、
自分の視野や職場・職員への接し方も変わっていったと思います。
"ありがとう"あふれる職場になってきたのではないでしょうか。

・今日の気づきはとても気に入っている項目で、
他の方がどんなことに気づいているかを知ることで勉強にもなるし、自分も気づく人になりたいと思い、
いつもアンテナをはりめぐらせなければと思う。

・"ありがとう"という感謝の気持ちを相手に伝えるということはとても大切だと日頃から思っているので、
この項目を通して素直になれることがよかった。

昼礼の進行役(リーダー)は毎日交代であたるので、みんなが経験することができます。
それぞれの人の個性もあったりして変化にとんでいることも特徴がらあり、
マンネリ化せず新鮮です。


進行方法
①あいさつ
②理念の唱和(理念の浸透)
③保育士の行動指針
④13の徳目の月のテーマの唱和
⑤今日の質問、徳目、気づき、ありがとう、ありがとうの唱和
⑥職場の教養の輪読
⑦報告・連絡・相談
⑧園長挨拶
⑨おわりの挨拶、リーダー全員ありがとうございます。